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02. 英語の「主語」と「動詞」の基本

英語は日本語と文のつくり方がまったく違いますよね。英語がむずかしい、苦手だ、と感じる生徒さんの中には、英作文をどうしても日本語の順番で単語を並べてしまう方がいます。ここでは文の骨組みとなる「主語」と「動詞」について簡単に説明していきます。

英語は「主語」+「動詞」の順番を基本に文が作られます(一部例外があります)。

日本語では、会話の中で「主語」を省いても状況などで誰のことを言っているのかが理解できますが、英語ではどんなにくだけた間柄でも「主語」は必ずつけなければなりません。このことが日本語と英語の大きな違いのひとつです。

例)日本語:「おなか空いたな。」(主語である「わたし」を省略してもOK) 

  英 語:I’m hungry. (← I (わたしは)は省略できない)

「主語」とは

「主語」とは、文の主役を表すことばです。「私は」「あなたは」「日本は」「このゲームは」などの名詞が、文の最初にくるのが基本です。

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【 日本語 】 私はテニスをします。(「私は」が主語)

【 英 語 】 I play tennis. (「 I 」が主語)

この文では「(テニスを)する」の play が「動詞」です。



「動詞」とは

「動詞」とは、「歩く」「聞く」「飛ぶ」「食べる」「書く」などのように、おもに「動き」を表すことばです。

日本語では、最後の音を伸ばすと「ウー」となるものが動詞です。

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「歩く」 → あるくウー

「聞く」→ きくウー

「飛ぶ」 → とぶウー

「食べる」 → たべるウー

「書く」 → かくウー  など、たくさんあります。


英語上達のポイントは「動詞」を理解すること

英語上達のポイントは「動詞」をきちんと理解することです。なぜなら、英語は5つの文型(5文型)があるのですが、動詞の特性によって文型が決まるからです。ですので、まずは動詞の基本をしっかり理解することが重要です。英語の「動詞」には大きく分けてbe動詞一般動詞の2種類あります。どちらも動詞ですが、be動詞一般動詞では使うときのルールが異なります。「英語が苦手」と言う方は、この2つの異なるルールをしっかり分かっていない場合がとても多いです。「主語」と「動詞」はどのようなものを指すのか理解できたら、次は英語の最初の大きな壁であるbe動詞一般動詞の違いを理解できるようにしましょう。

「一般動詞」とは

「一般動詞」を簡単にまとめると、

  • be動詞以外の動詞
  • 動作や状態を表す
  • 日本語では「~します」になることば

となります。まずはこの3点をしっかり覚えてください。be動詞以外はすべて「一般動詞」なので、無限にあります。

一般動詞(小学校で学ぶ単語より抜粋)

こちらは中学1年生の英語の教科書Sunshine 1 の巻末資料「小学校で学んだ単語」の一覧から一部抜粋したものです。

buy 買う  clean 掃除する  cook 料理する  dance 踊る  do する、行う  drink 飲む  eat 食べる  enjoy 楽しむ  get ~になる、得る、手に入れる  go 行く  have 持っている、~がある[いる]  join 参加する、加わる  jump 跳ぶ、ジャンプする  leave 出発する  like (~が)好きである、好む  live 住む、住んでいる  look 見る  make 作る  meet 会う

「be動詞」とは

「be動詞」は、ずばり be です!!

大切なので何度も言います! be という動詞なんです!!

「え~!? でも、文中ではあまり見かけませんよ。」と言われるかもしれませんね。be のままで使うこともありますが、「○○さんは△△です。」というような文の場合は、be を変化させて使うルールがあります。

「be動詞」を簡単にまとめると、

  • be動詞は、be という動詞
  • 主語によって変化する
  • 主語について、説明したり、状態を表す

となります。まずはこの3点についてしっかり覚えてください。

01. 品詞と英語文の基本

品詞とは「単語の種類」のことで、文の機能や役割によって単語を分類したものです。
この品詞の区別がわからないと、英文法を理解しても正しい文をつくることができません。中学英語の初期段階でつまずきを感じるのも、品詞の理解不足と言えるでしょう。

英語の品詞10種類を確認して、英語のスキルアップにお役立てください。

英語の品詞10種類

英語の品詞10種類の一覧です。品詞は日本語名・英語名、そして略称を表記しています。この略称は辞書で単語の横に付記されています。どんな単語がどの品詞なのか、またそれぞれの役割や文中での順番も一緒に覚えてしまいましょう。

品詞単語例役 割
名詞(名)
noun【 n. 】   
boy (少年)
pen (ペン)
world (世界)
「ひと」「もの」「ことがら」の名前を表す語。
代名詞(代)
pronoun
【 pron. 】      
you (あなた)
it (それ)
all (全てのもの)       
名詞の代わりの役目をする語。英語では同じ言葉を繰り返すことを嫌うので、とてもよく使います。
例)Ken is a student. He plays tennis.
※Ken = He 2文目では名前を呼ばない。
動詞(動)
verb 【 v. 】
be動詞
eat (食べる)
walk (歩く)
名詞(ひと・もの・ことがら)の動作や状態を表す語。
be動詞と一般動詞では文を作るルールが違うことをしっかり理解することが大切。
助動詞(助)
auxiliary
verb
【 aux. 】
can (~できる)
may(~してもよい)
will (~だろう)
動詞だけでは表現しきれない意味を付け加え、動詞を助ける役目をする。
必ず動詞と一緒に使い、動詞の前に付けることがルール。
例)I can sing well. ※can + sing (動詞の原形)の順番
形容詞(形)
adjective
【 adj. 】
hot (あつい)
good (良い)
many (多くの)   
名詞(ひと・もの・ことがら)を修飾する語で、様子、性質、状態、数量などを表す。
例)Good job! ※形容詞+名詞の順番
副詞(副)
adverb
【 adv. 】
very (とても)
now (いま)
fast (速く)
動詞・形容詞・文全体(名詞以外)を修飾する語で、場所、時、程度、頻度などを表す。
例)very good ※副詞+形容詞 run fast ※動詞+副詞
前置詞(前)   
preposition 
【 prep. 】
in (~の中に)
with(~とともに)
from (~から) 
名詞・代名詞の前に置く語で、時・場所・方向・手段などを表す。
例)in Japan / from 8 o’clock / with me ※前置詞+名詞(または代名詞)
接続詞(接)
conjunction
【 con. 】
and (~と)
when (~のとき)
but (しかし)
語と語、句と句、節と節、文と文をつなぐ語。
例)Tom and Amy
  I go to the park when I walk my dog.
冠詞(冠)
article
【 art. 】
the (その)
a/an(ひとつの)
名詞の前に置く語。名詞が特定のものか、不特定のものかを示す語で、日本語にはない品詞。
例) the girl (特定の少女を示す)
   a girl (不特定の少女を示す)
間投詞(間)
interjection
【 int. 】
wow(わあ)
hi(やあ)
ouch(いてて)
喜怒哀楽や呼びかけ、あいさつ、相づち、かけ声、話の間で使う語。
10種類の英語の品詞

ひととおり確認したあとは、例文でそれぞれの品詞が文中のどこに位置しているのかを見ていきましょう。

The teacher smiles softly and says to us, “Wow! You can speak English well!”

Theteachersmilessoftly andsaystous,“Wow!YoucanspeakEnglishwell!”
冠詞 名詞動詞副詞接続詞動詞前置詞代名詞間投詞代名詞助動詞動詞名詞副詞

各品詞がどこにあるのか、じっくり確認してくださいね。

  

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